"やってみよう"な雑記

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10年後には「レジ打ち」のバイトはなくなってそう、という話

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「レジ打ち」といえばコンビニや飲食、その他いろいろなアルバイトで必ずマスターしなければならない作業だと思うのですが、今回はそんな「レジ打ち」が近い将来なくなりそう、という話を書きたいと思います。

2025年までに日本のコンビニのレジは「セルフレジ」に

今月4月22日、セブンイレブンなどのコンビニ5社は、お客さん自身が会計を行う「セルフレジ」を2025年までに国内全ての店舗で導入する、と発表しました。

コンビニ大手5社、2025年までに全店舗にセルフレジ導入

去年12月にローソンがこの「セルフレジ」の実証実験をやっていたようなのですが、「セルフレジ」のあるコンビニでの会計は以下のような感じになるようです。

実際のコンビニアルバイトではこの「レジ打ち」作業が全体のバイト時間の1/4を占めているようなので、実現すればバイトの人数が少なくなってもまかなえるようになりそうです。

アメリカでは無人スーパーももうすぐ実現しそう

事実、アメリカではAmazonが「Amazon Go」という「無人」スーパーの試験運用を去年末から始めています。(どうでもいいけどこの動画はすごい格好いいw)

この「Amazon Go」というスーパーは「専用のアプリを立ち上げてから入店し、買いたいものをカバンに入れてお店を出ると、Amazonからレシートが送られてくる」という流れになっていて、「無人」なだけでなく、店内での「お会計」という作業すらいらないすごい仕組み。今はまだAmazonの社員しか実際には使えないようですが、数年後にはこういうのが当たり前になりそう。

マクドナルドでは今年から「事前に注文&会計して、お店で受け取れる」ようになる

ちなみに、この「お会計」という作業を「事前にスマホ上で注文と会計を済ませ、お店には商品を受け取りに行くだけ」というやり方で無くす仕組みは今年からかなり一般的になりそうで、先日マクドナルドが2017年から日本でも徐々に導入していく、と発表していました。(アメリカでは既にスターバックスなどで導入されているそう。)

マクドナルド「待ち時間ゼロ」が日本の流通・外食に激震

と、いうことで 

「セルフガソリンスタンド」みたいな仕組みやそれをさらに進化させた「無人店舗」や「事前注文&会計」がこれからコンビニやスーパー、飲食店に広がっていきそう、というお話でした。こういった仕組みが一般的になって「お会計をいちいち人間がやっていたなんて信じられない」 なんて若い子に言われるようになる日も結構近そうです。

それにしても、ただでさえ上に挙げたようなお店でのバイトは時給高くないのに、そんな仕事でもこれからスマホや機械、技術に取って代わられるとなると、人間しかできない仕事をしっかりできるようになっていかないといけないですね。