乳がんについて知識ゼロの状態からいろいろ調べてみた【原因や症状、検診状況など】
こんにちは。尿道結石や盲腸などで毎年のように病院にお世話になってしまっているじゃとです。
ここ数日、テレビやネットのニュースで「乳がん」という病気を非常によく聞いたのですが、僕自身無知で全く詳しく知らない病気だったので、この機会に詳しく調べてみました。
なお、以下の内容は、できる限り信頼できる情報源からの情報のみピックアップするようにしていますが、こちらの情報を利用される際には念のため最新の情報を必ずご自身でも調べていただくようお願いします。(最後に調べるにあたって利用したサイトなどの情報もまとめています。)
「乳がん」とは?その現状について
「乳がん」について、厚生労働省が運営するホームページには以下のように記載されていました。
罹患率(りかんりつ)とは、ある年に「がんと診断された人数」を人口で割ったもので、国立がん研究センター(厚生労働省により創設されたがん治療・研究を行う国立法人)のウェブサイトでは去年2016年のがんの罹患数(がんと診断された人数)の予測として以下のような表があり、部位別で罹患数が最も多かったのが「乳がん」だったようです。(がんの部位については上位5件を筆者が抜粋)
また、同じく国立がん研究センターのデータによると、生涯で「乳がん」を患う日本人女性は、以下の表のように部位別で最も高い11人に1人となるそうです。(2012年のデータに基づく)
ちなみに、がん全体では男女ともに2人に1人が生涯のうちにかかってしまう模様。。(男性63%、女性47%)
さらに、「乳がん」は以下の表のように女性の30歳〜64歳において死亡原因の1位となっていました。(出典:東京ミッドタウンクリニック)
その背景には他の部位のがんと比べ、若い30代から増加し始めることが原因のようです。(出典:ピンクリボンフェスティバル)
「乳がん」の原因と予防、症状とは?
「乳がん」の原因について、ピンクリボンフェスティバルのウェブサイトでは以下に当てはまる方は注意するよう書かれていました。(より詳しくはぜひ国立がん研究センターのウェブサイトをご覧ください。)
予防対策としては、国立がん研究センターのウェブサイトの方でも
- 運動
- 飲酒習慣や喫煙を控える
の2つしか挙げられていないのですが、いつかより有効な予防対策(〜は食べない、など)が見つかるとよいですね・・・
症状としては、
- 乳房のしこり
- 乳房のエクボなど皮膚の変化
- 乳房周辺のリンパ節の腫れ
の3つが国立がん研究センターのウェブサイトの方で乳房周辺の直接的な症状として挙げられていました。(もう一つ、遠隔転移の症状については、転移した臓器によって症状はさまざまとのこと)
「乳がん」の検診
上記のように「乳がん」は罹患数も死亡数も最も多いがんであるようなのですが、主要ながんの中でも生存率自体は最も高いようです。全国がんセンター協議会がまとめたデータによると、すべてのがんの10年生存率は58.5%なのに対し、乳がんでは81.7%となっていました。(以下、「全国がん(成人病)センター協議会」のデータをまとめた2016年2月の日経新聞記事より)
特に早期に発見できればその生存確率は高く、同じく2016年2月の日経新聞記事によるとステージ1では93.5%、ステージ2では85.5%でした。(一方で、ステージ3では53.8%、ステージ2では15.6%まで下がってしまいます。。)
しかし残念なことに早期発見を助けるがん検診の受診率は日本は他の主要国に比べ、非常に低く留まっているようで、30~40%程度となっていました。(出典:ピンクリボンフェスティバル)
検診は全国の厚生労働省指定のがん診療連携拠点病院を中心に、多くの医療機関で行っているようなので、ぜひ定期的に受けるようにしましょうね。。(国の指針として40歳以降は、2年に一度、乳がん検診を受けることが勧められています)
と、いうことで
「乳がん」について全く知らない状況からいろいろ調べてみました。一番女性がかかりやすいがんだったとも知らなかった。。
今回の記事作成にあたり主に参照したサイトは以下になります。
ちなみに男性は、「前立腺がん」が最も多いようなのですが、国立がん研究センターのウェブサイトにも予防策が全く書かれていなくて悲しくなりました。
個人的に飲酒と喫煙に気をつけ、定期的に運動すること自体はできているはずなのでできる限り健康に生きていきたいところです。